暑さが和らぎ、空気が乾燥してくる秋は、肌の悩みが出やすい季節です。夏の紫外線や汗によるダメージが残っていたり、気温や湿度の変化によって肌のバリア機能が低下したりするため、乾燥やくすみ、小ジワ、ざらつきなどが目立つことがあります。
毎日の保湿やUVケアだけでも肌の表面は守れますが、古い角質がたまっているとスキンケア成分が浸透しにくくなり、化粧ノリの悪化や肌のごわつきにつながります。そこで注目されるのが、ピーリングです。
秋の肌悩みとピーリング
秋は、夏の紫外線による肌内部のダメージが残るだけでなく、空気の乾燥や季節の変わり目の影響で肌のバリア機能が低下しやすくなります。乾燥やくすみ、小ジワが目立ちやすく、ターンオーバーが遅れることで角質が肌表面に残り、化粧ノリの悪化や肌のごわつきにつながります。
ピーリングは、こうした肌悩みの表面ケアとして有効です。古い角質を取り除くことで、化粧水や美容液の浸透も良くなり、肌の透明感がアップします。
ピーリングとは?
ピーリングとは、古い角質をやさしく取り除き、肌のターンオーバーを促すケアのことです。美容サロンやクリニックで行う施術のほか、自宅でもスキンケア化粧品で取り入れることができます。
◆ピーリングの種類
化学的ピーリング:AHAやBHAなどの酸を使い、古い角質を溶かすことでターンオーバーを促進します。肌の透明感や化粧ノリがアップする効果があります。
物理的ピーリング:スクラブや微細な粒子で肌表面をやさしくこすり、古い角質を除去します。
自宅ケアと施術の違い:自宅用化粧品では角質層の表面ケアが中心ですが、施術ではより深く肌に働きかけることができます。
ピーリングのメリットは、角質を整えることで保湿成分や美容成分の浸透を高められることです。定期的に行うことで、乾燥やくすみ、小ジワの改善が期待できます。
◆ピーリング後のセルフケア
ピーリング後の肌は角質がやわらかくなっており、乾燥しやすい状態です。以下のポイントを意識しましょう。
保湿:化粧水、乳液、保湿パックで角質層まで水分を補給
栄養:ビタミンCやE、抗酸化成分を含む食品でターンオーバーをサポート
軽い運動:血流を促すことで、肌に栄養が届きやすくなる
ピーリングで肌表面を整えることで、普段のスキンケアも効率よく働き、肌の透明感や化粧ノリがアップします。
◆ピーリングのデメリット・注意点
ピーリングは肌のターンオーバーを促す反面、注意点もあります。
・敏感肌や乾燥肌には刺激が強い場合がある
・施術後は一時的に赤みやヒリつきが出ることがある
・紫外線に対して肌が敏感になるため、日焼け対策が必須
これらを理解したうえで、自宅ケアやクリニック施術を行うことが重要です。
こうした肌の表面ケアとして注目されるピーリングですが、肌の内側、細胞レベルでのケアとして注目されているのが「再生医療」です。
再生医療とは、体の細胞や組織を活用して、失われた機能や美しさを取り戻す医療のことです。美容の分野では、肌や髪の細胞にアプローチし、細胞レベルで自然なハリや弾力を取り戻すことが可能になるといわれています。
ここからは再生医療の中でも、近年注目されている「歯髄幹細胞培養上清液」についてご紹介します。
歯髄幹細胞とは?
歯髄幹細胞は、乳歯や親知らずの神経部分に存在する細胞で、他の細胞に成長したり、組織を修復する力を持っています。
この細胞のすごいところは、「自分の細胞を活かして肌や体を修復できる可能性がある」という点です。美容だけでなく、健康面でも注目されているものです。
そして、歯髄幹細胞そのものを使うのではなく、その成分だけを抽出した液体が「歯髄幹細胞培養上清液」です。
この液には、肌のハリや弾力を高める成分や、コラーゲン生成を促すサイトカインなどが含まれており、化粧品では届かない肌の奥の細胞レベルに働きかけることができます。ピーリングとは異なる方法で、肌を内部から整えていくのです。
【歯髄幹細胞培養上清液がおすすめな理由】
セルフケアでは表面の肌環境を整えることはできますが、細胞レベルでの若返りは難しいのが現実。
幹細胞治療や上清液を使った施術では、肌の奥の細胞を活性化させることができ、根本からハリや弾力を改善することが可能です。
乾燥、くすみなど秋の肌悩みを総合的にサポートできます。
まとめ
秋は乾燥やくすみが気になりやすく、肌悩みが増える季節です。ピーリングなどのセルフケアで肌表面を整えたり、細胞レベルに働きかける再生医療といった別アプローチを知っておくことで、自分に合った方法で肌の調子を整えることができます。
自分に合ったスキンケアで、秋の肌悩みをやわらげ、健やかで透明感のある肌を目指していきましょう!
クローバー美容クリニック
TEL06-6450-4500
大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル18階